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「週1回で月1万円の個人指導」の可能性

 日本に住んでいる平均的な世帯にとって、教育費は頭の痛い問題です。大学や専門学校は、学費だけで年100~150万円が相場。国公立だともう少し安価になるでしょうか。いずれにしても、生活費やお小遣いまで加えると、4年で家が建つくらいのコストがかかります。ですから、中学生・高校生向けの個別指導塾が月1万円だったら、ありがたいと思うご家庭は多いでしょう。
 ということで検討してみました。この月1万円個別指導コースは、ネット経由のオンライン指導ならばできそうです。パソコンによるテレビ会議のイメージで、課題のチェックや質疑応答、解き方の解説を行います。コロナ禍でZoomによるテレワークが話題になりましたので、ずいぶん普及したように思います。受講する側は、予めネット接続されたパソコンに向かい、毎回、まじめに学習意欲をもって授業に臨む必要があります。最初に1回程度は、希望により面談もいたします。面談場所は、当面は私が徒歩で行けるところにかぎります。とはいえ、業界の標準価格を破壊して、経済混乱を起こす意図は全くありません。
 実は、この方式で成果をあげることができる中学生は、ある意味、塾での個人指導は不要なのです。多くの生徒は、塾に行くから/行かされるから勉強するのです。塾に来ている間だけは、そこそこ勉強します。フツーの生徒は、塾に来ても学習時間を少なくしようと努力するくらいのものです。中学1年生までではほぼ全員、この傾向があります。学校で起きた無駄話を講師にふったり、好きな学習だけですまそうとしたり、学校の宿題を片付けることを最優先にしたり、、、保護者としては、家で勉強しない子どもでも、塾に行っている間だけは勉強していると安心できます。その安心感を塾費で買っているのかもしれません。
 実は、中学2年の夏休みまでは、家庭学習の必要性は大きくありません。学校の授業がさっぱりわからないといった状況でないかぎり。ですから、フツーの成績の生徒ならば、塾に通うだけで多くは成績がアップします。特に体育系の部活で体力と精神力を鍛えた生徒は、短時間で集中した学習を効率よくこなすことができます。塾に通わせたら成績があがったというお子さんは、たいていこのパターンです。ちなみに、小学校は学校の授業と練習だけで内容的には完結しています。授業内容に遅れのない児童は、家で学習するとすれば、上乗せの内容や、読書などを中心にします。宿題は、学習習慣つくりのために出しているのが実態です。ですから、小学校から塾に通わせると、他の子が塾に行ってないだけに、優位に立てます。この優越感をまちがった方向に使うことのないように、くれぐれもお気をつけください。
 話しを戻して、いやいや塾で学習する生徒がほとんどでも、中学生ならばご家族の協力で、高校生ならば自己管理で、この通信教育でも成果をあげることは充分にできます。基本は次の3段階の内容です。これを毎回繰り返します。
1. 到達レベル事前チェック 課題プリントや、学校の教科書・問題集のチェック、ノートの確認
2. 到達レベルに合わせた課題をその場でやって/解いてチェック 学校教材や、独自配布プリント問題をどのレベルでできるか。ここでのレベルは、解くのにかかった時間や完成度のことです。数学ならば解答にいたる数式とメモまでチェックします。英語ならば文法に則った和文の表現など。プリント問題はメール送付を原則にしたいところです。内容を画面でみるか、ご家庭でプリントアウトするかしていただきます。
3. 次回までの課題の確認 学校課題が多く出されている場合は、その課題内容を確認します。
安価で、通塾時間というロスのない学習コースです。ご近所に塾のない方は、ぜひおためしください。
※ネットや機器設定については、ご相談ください。WiFi環境が既にあり、パソコンでGmailかZoomをやっておられれば、完璧です。

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